【2026年】個人・少人数向けAI議事録ツール比較|無料で使える文字起こしも

【2026年】個人・少人数向けAI議事録ツール比較|無料で使える文字起こしも

本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。料金・仕様は変動するため、最新情報は各サービスの公式ページでご確認ください。

結論(先に要点だけ) 記録を貯めて後から引く用途なら イチオシ Notta=運営者が1年以上使用中。料金と使い勝手のバランスが良い一方、話者分離は苦手で、日本語は最新の汎用AIと差を感じます(→実使用レポート)。完全無料で使い倒すなら tl;dv、対面会議が多いなら Rimo Voice。

会議の文字起こしと議事録づくりは、在宅ワークで地味に時間を奪う作業です。AI議事録ツールを使えば、録音から要点・ToDoの抽出まで自動化できます。

この記事では個人・少人数でも使いやすいツールを比較します。Nottaについては運営者が1年以上業務で使っているため、スペック比較では分からない弱点も含めて正直に書きます。

結論:用途で選ぶ

  • 記録を貯めて後から引くなら:Notta — 料金と使い勝手のバランスが良い。英語の精度は高いが、日本語と話者分離は弱い(1年使った実感。詳細は後述)。
  • 完全無料で使い倒すなら:tl;dv — 文字起こし・AI要約を無料枠で広くカバー。ただし2026年8月にデータ露出の報告あり(後述)。
  • 日本語の精度を最優先なら:Rimo Voice / CLOVA Note — 日本語特化。対面録音にも対応。

比較表

ツール日本語精度無料枠要約・ToDo抽出タイプ確認
Notta高い(英語>日本語・実使用)あり(時間制限)要約◯Web会議+アプリ公式を見る
tl;dv高い広い(無料が強力)要約・タスク抽出◎Web会議公式を見る
Rimo Voice高い(日本語特化)あり要約◯Web+対面公式を見る
CLOVA Note高いあり文字起こし中心アプリ録音公式を見る

各ツールの料金プランや無料枠は改定されます。導入前に公式ページで最新の条件を確認してください。

まず試したい方へ無料枠から始められます。日本語精度を重視するなら定番から試すのが近道です。▶ おすすめAI議事録ツールの詳細を見る

失敗しない選び方 3ポイント

1. 日本語の認識精度

英語向けに作られたツールは、日本語の固有名詞や業界用語で精度が落ちることがあります。日本語特化(Notta・Rimo・CLOVA Note)は、用語登録で精度をさらに上げられる機種もあります。

2. 無料枠の「使える範囲」

無料でも「月◯分まで」「要約は有料」など制限はさまざま。毎週の定例会議で使うなら、無料枠の時間とAI要約が含まれるかを確認しましょう。完全無料重視ならtl;dvが有力。

3. 要約・ToDo抽出の質

ただの文字起こしか、「決定事項」「ToDo」を独立して抽出してくれるか。後者なら議事録づくりがほぼ自動化されます。tl;dvはタスク抽出の満足度が高めです。

デメリットも正直に:AIの文字起こしは100%正確ではありません(特に複数人が同時に話す場面)。重要会議は人による確認を前提に。また、録音・AI利用は参加者の同意と社内ルールの順守が必要です。

Nottaを1年以上使ってわかったこと(実使用レポート)

ここからは運営者が実際にNottaを1年以上使った上での所感です。

より詳しい内容(料金の実感・リアルタイム表示の使い勝手・サポート対応・向いていない人)は Nottaを1年以上使った正直レビューにまとめています。

ヨーロッパ拠点の外資系企業に勤めており、英語での会議の議事録・メモに日常的に使っています(日本語の会議も1割ほどあります)。

以下はあくまで個人の使用環境での感想です。仕様・料金は変更されることがあるため、最新情報は公式ページでご確認ください。

精度:英語は高い。日本語はそれより落ちる

英語の聞き取り精度は高いと感じています。英語での会議が中心の環境で、日常的に実用に耐えています。

一方で日本語の精度は英語ほどではないというのが正直な実感です。特に弱いのは次の2つ。

  • 専門用語
  • 人名

このあたりは毎回の修正が前提になります。

話者の分離:1対1は問題なし。複数人は苦手

  • 1対1の打ち合わせなら、相手と自分の声はしっかり聞き分けられます
  • 複数人になると崩れます。 特に参加者が全員女性の場合、別々の人の発言が同一人物としてまとめられてしまうことがありました

発言者を分ける機能自体はありますが、正直なところ使いこなせていません。話者分離を最重視するなら、この点は事前に確認したほうがよいです。

いちばん良いと感じているのは「料金」と「貯めておける」こと

続けている最大の理由は料金です。普段の使い方であれば利用料は十分にカバーでき、プランの内容も他と比べて手頃だと感じています。

そして実感として価値が高いのは、とにかく録り溜めておけること。

  • 会議を記録し続けて、後から「どんな議事録だったか」をAIに聞いてすぐ内容を把握できる
  • 個別の論点について詳細を質問して確認できる(有料プランでも複数回できる)
  • フォルダ分けができ、PCのフォルダのように自分の議事録を構造化して保存できる
  • Apple Watchから起動できるので、すぐ録音したい場面で助かる

同時翻訳は便利だが、回数制限がある

聞きながら翻訳し続ける機能があり、英語の内容把握が難しいときに使えます。ただし回数制限があるため、常時頼るというより「ここぞ」という場面用です。

まずは無料枠で精度を確かめる精度は環境(言語・話者数・音質)でかなり変わります。自分の会議で試すのが確実です。▶ Nottaの公式サイトを見る

実際に困ったこと:通信が弱いと翻訳の回数枠だけ消費される

これは正直に書いておきます。

ネットワークの通信が弱い場所で使うと、結果が送信されないまま翻訳の回数枠だけ消費されることがありました。オフィスビル内の電波が弱い箇所で起きやすく、かなり使い込んでいる状態で月1回程度の頻度でした。

ただしカスタマーサポートの対応は非常に良いです。「消費されてしまったので戻してほしい」と連絡すれば、文句を言われることもなくすぐ対応してもらえました。問題はたまに起きるが、対応で救われているというのが実態です。

AI機能そのものは、汎用AIのほうが上だと感じる場面がある

正直なところ、日本語の音声認識という点では、最新のClaudeやChatGPTの音声入力のほうが精度が良いと感じています(英語ではあまり差を感じません)。

そのため、Nottaの付加的なAI機能にどこまで価値があるかは、人によって評価が割れると思います。

結論:「録り溜めて、後から引ける」用途なら価値がある

1年使った結論として、Nottaが向いているのは次のような使い方です。

向いている向いていない
とにかく記録を貯め続けたい日本語だけを最優先で精度重視したい
後から検索・質問して引き出したい複数話者を正確に分離したい
英語の会議が多い通信環境が不安定な場所がメイン
料金を抑えたいAI機能そのものの質を最重視

「聞かせて貯めておく用途として、料金と見合っているか」——ここが判断の軸になります。

tl;dv を挙げる前に:2026年8月のデータ露出について

この記事で tl;dv を候補に入れているので、先に事実を書いておきます。

tl;dv は2026年8月20日に「アクセス制御の不備によるお客様情報の露出について」を公表しました。以下はその公式報告書に書かれている内容です(運営者は tl;dv を使っていないため、実使用に基づく評価はしていません)。

露出していたもの露出していないもの
録画の管理コード録画・文字起こし・AI要約の中身
Web会議への参加用URLログインパスワード・認証情報
録画作成者のメールアドレスクレジットカード等の決済情報

「公開」設定にしていた会議については、会議名と招待参加者のメールアドレスまで閲覧できる状態でした。会議参加URLを取得した第三者が待機室への参加を試みられる状態でしたが、実際の参加は確認されていないと報告されています。2026年8月11日に個人情報保護委員会へ報告済みです。

判断材料になるのは、むしろ経緯のほうだと考えています。

  • 2026年1月27日 外部の研究者から報告を受領
  • 2026年3月10日 自社のペネトレーションテストでも検出し、重要度を「Major」と判定
  • 2026年3月26日 修正を適用し、第三者検証機関の確認も取得
  • 2026年8月4日 同じ研究者から「別の経路が残っている」と再報告
  • 2026年8月5日 全経路を遮断して恒久対応

報告から恒久対応まで6か月以上かかっており、しかも一度「修正完了」を第三者に確認させた後に別経路が残っていました。

これをどう読むか

「事故を起こしたから使わない」とは考えていません。公表しない会社より、経緯まで書いて公表する会社のほうが信用できるとも言えます。実際この報告書は、日付・検出経路・検証機関名まで開示されていて、隠す姿勢は見えません。

判断が分かれるのは扱う会議の中身です。

こういう使い方なら判断
社外に出ても困らない打ち合わせ、社内の雑談レベル無料枠の広さは魅力。候補として妥当
未公開の情報・顧客名・採用面談など会社の規程を確認してから。 参加用URLが露出した経緯がある以上、独断で入れる話ではない

会社の規程まわりの考え方は在宅ワークのセキュリティ対策にまとめています。

使い方の流れ

  1. ツールをWeb会議に参加させる(または録音をアップロード)
  2. 自動で文字起こし&要約が生成される
  3. 要約・ToDoを確認・修正して共有

文字起こし後の要約や清書は、ChatGPTの活用と組み合わせるとさらに速くなります。

なお、同じ文字起こしの技術は動画の字幕づくりにも使われています。会議記録ではなく動画を作りたい場合は初心者向けAI動画編集ツール比較を参照してください。

ちなみに、読まれている記事と収益になる記事は一致しません。 このサイトで最も深く読まれていたクラスタには、収益リンクが1本もありませんでした。→ 唯一読まれていたクラスタに収益リンクが1本も無かった

まとめ

AI議事録ツールは「日本語精度 × 無料枠 × 要約の質」で選ぶのが正解。まずは無料枠で試し、定例会議に合うものを残しましょう。

Nottaを1年以上使った実感としては、「録り溜めて後から引ける」用途で料金と見合うかが判断の軸でした。英語の会議が多いなら精度面の満足度は高く、日本語の高精度や話者分離を最優先するなら別の選択肢も検討する価値があります(→実使用レポート)。

なお、精度が出ない原因はツールより録音側にあることが多いです。導入前にAIで議事録を作る手順で録音のコツと要約の指示の出し方を確認しておくと、同じツールでも結果が変わります。

AI活用の基本はChatGPTで在宅ワークを効率化する使い方、作業環境全体は完全ガイドを参照してください。

▶ おすすめAI議事録ツールの詳細を見る